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2001年 4月 1日   Vol. 9     春のうららのコンサート
                     ポルトガルギター湯淺隆とマンドリン吉田剛士


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春のうららのコンサート
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ポルトガルギターとマンドリン、春の協奏

心地良い弦楽器の調べに包まれながら
麗かな春の日を、ご一緒に迎えてみませんか。
ご出演くださるのは、珍しいポルトガルギターと
マンドリンのユニット「マリオネット」のおふたり。
今年も古き佳き庄屋屋敷には、花や草木の息吹きと
柔らかな光、そして演者と聴衆が一体となった
愉しい時間が満ちることでしょう。
お友達やご家族と、あるいはお一人でしっとりと
優しい春の想い出づくりをどうぞ。
●プロフィール 日本唯一のポルトガルギター奏者・湯淺隆と斯界が注目する屈指のマンドリン奏者・吉田剛士によるアコースティックユニット。
「まんが日本昔ばなし」で知られる常田富士男氏やパントマイムの清水きよし氏、歌手・リリイ氏、、中国古筝・伍芳氏との共演など、様々な分野のアーチストとジョイントして精力的に活躍中。

「ぼるとがる幻想」 「ユーランアン狂詩曲」「ノスタルジア」などCD5枚をリリース。1998年に開催されたリスボン国際博覧会EXPO’98では日本館主催のジャパンデーのイベントに日本代表で出演。
●プログラム
●南蛮渡来
●花の葬列
●ぽるとがる幻想
●ファドのワルツ
●ひまわり
●日時
10月7日(日)
昼の部13:00開演(12:30開場)
夕の部16:30開演(16:00開場)
参加費 ¥2,500
マリオネットと桜の庄兵衛

● 松ア 義典
おいしい料理も、それを盛る器でおいしさがさらに増しますね。マリオネットの演奏はいつ聞いてもすばらしいですが、桜の庄兵衛でのコンサートは、古くて趣のある重厚な建物と、時にはダイナミックに、時には繊細で哀愁のあるマリオネットの演奏が程よくマッチして、聴いている私たちに深い感動をもたらしました。アンプを通してではなく、生の音がそのまま聞こえてきて、特にピアニシシモ(ppp)の張りのある音は、ずーっと耳の奥で響いていました。

今回のコンサートに関しては、「人のご縁」ということを特に強く感じました。

そもそも私がマリオネットの演奏をはじめて聞いたのは、今から15年はど前のことでした。ある会社の新社屋完成記念パーティーがあり、私も招待されて出席していたのですが、そのうち若い男性二人が入ってこられて、ギターの演奏が始
まりました。はじめは誰か関係者の余興だろうと思っていたところ、すばらしい演奏で感動しました。そのとき初めてポルトガルギターというものも知りました。さらに驚いたのが、その男性の一人が、その会社の役員である湯淺さんのご子息だったということです。

その時からマリオネットのファンになりました。その後テレビに出たり、コマーシャルに曲が使われたりで、だんだん活躍されている姿を見て、お父様が喜んでおられる顔とだぶって、とてもうれしく思いました。湯浅さんのお父様は、残念
ながら昨年他界されましたが、何度もゴルフをご一緒させていただいたり、いろいろ教えていただいたりしました。

一方、桜の庄兵衛のコンサートの主催者である奥野孝子ちゃん(あえて「ちゃん」と呼びますが)とは幼なじみで、小学校低学年のころ、家がすぐそばだったこともあり、お互いの家を行き来して一緒に遊んだ仲なのです。中学校まで一緒だったのですが、その後それぞれ違う高校へ行ったので、自然と音信不通になりました。ところが、去年あるところで何十年ぶりかに偶然会い、「ひょっとしたら義典ちゃん?」「あ?孝子ちゃん」というようなことになり、それから桜の庄兵衛のコンサートも毎回来るようになりました。そのようなご縁で、またご主人がマリオネットの大ファンということもありコンサートが実現したのですが、マリオネットの吉田さんも演奏中に「ご縁」の話をしておられたこともまた印象的でした。

桜の庄兵衛の入り口に「板画家(ばんがか)の森摸郎さん」のポスターが張ってあり、その方の長野県にある「杏の里板画館」と桜の庄兵衛の設計者が同じ方で、しかも今度桜の庄兵衛で森漠郎さんの展覧会を開き、マリオネットは長野の杏の里板画館で、コンサートをするということです。

会場で、友達のお母さんに何十年ぶりかに会ったり、家内の知人の友だちが桜の庄兵衛でコンサートのお手伝いをしていたりで、改めて人と人とのつながりの大切さを感じました。

こんな手作りの温かみのあるコンサートは、いつまでもずっと続けてほしいので、マリオネットも桜の庄兵衛も、ずっと応援していきたいと改めて思っているところです。
マリオネットのホームページ http://www.asahi-net.or.jp/~qn7y-umi/