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| 2001年 2月 4日 Vol. 8 春立つ日のコンサート 尺八とリュートの豊かな響きあい |
| 春立つ日のコンサート ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 21世紀、桜の庄兵衛の はじまりは尺八とリュート。 東洋と西洋の古楽器の 豊かな響きあいをお楽しみください。 |
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| ●プロフィール | ●田嶋 直士(尺八) 日本を代表する国際的演奏家。 エジンバラ国際音楽祭に招待演奏ほか、海外14カ国にて演奏。文化庁芸術賞・レミーマルタン貧・大阪府民劇場貧等、多数受賞。 2000年「尺八入門」「一昔に心をこめて」を出版。 ●高本 一郎(リュート) 幼少よりギターをはじめ、数々のコンクールに入費。その後フランスに留学し、ストラスプール国立音楽院にてリュートを学ぶ。帰国後全国各地で多彩な演奏活動を展開。 「日本テレマン協会」「ダンスリールネサンス合奏団」のリュート奏者。 (リュート:マンドリンに似た大きな弦楽器。15世紀から17世紀にかけて盛んに演奏された。) 高本 一郎のホームページ http://www5e.biglobe.ne.jp/~jun_y/lute_hp/home2.html |
| ●プログラム |
◆尺八ソロ 鶴の巣寵 島原の小守歌 鹿の遠音 他 ◆リュートソロ シチリアーナ グリーンスリーヴス 涙のパヴァーヌ 大きな妖精 小さな妖精 風の頃 他 ◆デュエット G線上のアリア ふるさと コンドルは飛んでいく 花 オンブラ・マイク スカポロフェアー 他 |
| ●日時 |
2月4日(日) 昼の部13:00開演(12:30開場) 夕の部16:30開演(16:00開場) 参加費 ¥2,500 |
| 春立つ日のコンサートを聴いて 亀井 静枝 |
桜の庄兵衛ギャラリーの新世紀は尺八とリュートでスタートしました。そう、今日は立春。まだきだ底冷えはするものの梅の蕾も少し膨らんだお庭の倖まいはどこか春の兆しを感じさせてくれます。 さて、尺八のソロから始まった演奏が進むにつれて、私が思っていた尺八へのイメージはすっかり変えさせられました。「コンドルは飛んでいく」や「シルクロード」のテーマ曲等を尺八で聴けるとは思いもかけませんでした。外国人のお客さんから「ブラボー」のかけ声がかかりましたが少しも違和感がありません。尺八がこんなに楽しく身近なものだったとは誰が思ったでしょうか。 そして、リュートははじめて見る楽器でしたが、「奏者が優しいと優しい音が出ます」との田嶋さんの言葉どおり高本さんのリュートは繊細で優しく心が癒されるような音色で、目を閉じ耳を澄ましてじっと聞き入りました。 剛の尺八と柔のリュートのデュエットの響き合いは素晴らしくすっかり魅了させられました。 春夏秋冬、それぞれの季節にふさわしいネーミング、プログラム、いけばな、休憩時のおもてなしなど、肩肘張らないで何もかも優しく包み込むようなさりげない桜の庄兵衛さんでのコンサートの趣向に、いつも感心しその源はなにかなとの思いをずっと抱いていました。 去年暮、奥野さんの家でのお餅つきに参加させて頂いたときのこと。広いお庭には大勢のかたが来られ私にとっては初対面のかたばかりでしたが、和気あいあい、ずいぶん節からのお知り合いのように終始笑い声の絶えない楽しいひとときでした。 あとでほとんどの皆さんが桜の庄兵衛のスタッフの方々だったとお開きして納得がいったのでした。 今日も、いつものようにお屋敷の広い空間にすっぼり包まれて聴く心地よさに豊かな心を取り戻し、体いっぱいに余韻をまといながら家路につきました。 |